ジャズ基礎講座(理論と実践)



山口紀子(音楽監督・作曲家)

ジャズも言語の一つ、それがただ音楽というだけなのです!
言葉を理解すれば、色んなことがわかってきます。

でもわかってないと「?」印だけで、「こんな感じでいいのかなぁ?」と思いつつ、暗暗暗中模索、迷走、いい加減に即興なんかをやっていました。私も…。

でも、コードのこととか、全体の流れや構造なんかがわかってくると「あぁ…そっか〜」と、腑に落ちる時が来るのです。

そうすると、地図を見て目的地への道がわかるように、人のソロを聴いて、その人がどういう考えのもとにソロを演奏しているかってことが見えて来るのです。そうすると、自分の演奏にもそれが徐々に反映されてきます。つまり、支離滅裂だったものから脱出できるのです。一気にではなく、少しずつですが…確実に!

音符は読めるけど、コードやテンション、曲の構造や アドリブについてよくわから ないけど、もっとジャズをよく理解したいという人、自分のレベルに合わせて教えて欲しいなぁと思っている人に最適な講座です。

リズムやテンションの選び方、コードをリハーモナイズしたり、素晴らしい演奏をトランスクライブ(音を聴き取るだけではなく、ニュアンスも含めて演奏する)したりと、いろいろな上達法を伝授します。

ジャズを深く理解したい方や、音楽大学進学や海外留学を目指す方にも推奨講座です。

随時、体験・見学可能です。

詳しくはお問い合わせください。

講座案内
曜日 毎週火曜日
時間 19:00~21:00(120 分)
受講料 10,000 円( 月4回) ※入会金1,000円
講師

山口 紀子(音楽監督/作曲家)

 

1992年米国バークリー音楽大学入学、1997年卒業、同年ニューイングラド音楽院大学院に授業料全額免除待遇の学生として入学。2000年修士課程修了。芸術学修士号を取得。ジョージ・ラッセル(リディアン・クロマティック・コンセプト)、フランク・バティスティ(指揮法)、リー・ハイラ(管弦楽法)、ボブ・ブルックマイヤー(ジャズ作曲)、ジェリー・バーゴンジー(即興演奏)に師事。

ジャズ理論に関しては、難解と言われているリディアン・クロマティック理論を、その理論を作った本人であるジョージ・ラッセル氏から直接伝授され、日本人では5人の公認講師資格を持った内の一人。

現在福井県「金津創作の森」の入居作家となり、国内外で作曲家活動を繰り広げるとともに、石川県金沢市民芸術村でキッズ・ジャズ・バンドBasicの音楽監督を務めている。

出版社・株式会社ATNでは、ジャズ理論書や教本を多数翻訳、監修している。